特定機能病院として患者さまの安全を守り、高度な医療を提供することを目的とし、各診療科、各部門に配置されたペイシェントセーフティマネジャー(PSM)とともに事故防止に対する組織的な取り組みを行っています。
医療者のエラーにつながる環境要因を一つでも解決できるよう病院システムの見直しを中心に改善策を考えています。看護師からの積極的なインシデントレポート報告は年間約7000件、当院全報告件数の70%以上をしめ、インシデント当事者が看護師でない報告も主体的に報告しており、看護職の責任感の強さ・医療安全意識の高さがうかがえます。
常に患者さまの安全を考えて看護している看護師たちの臨床現場からの意見に耳を傾けることを第一とし、安全な看護提供につながるようPSMである看護師長たちとの連携が不可欠です。そして岡山大学病院の安全文化の醸成につなげられよう、多くの医療者とのディスカッションも大切にしています。
看護師は、患者さまにとって最も身近な存在であり、患者さまに安心・安全で質の高い医療を提供するうえで、重要な役割を担っています。
私の役割は、各部署のペイシェントセーフティマネジャーである看護師長やペイシェントセーフティマネジメントリンクナース会の看護師と協力し、組織における医療安全を醸成することです。看護師長やリンクナースと連携をとり、リンクナース会や病棟訪問、多職種との協働を通じて、看護師の医療安全に対する意識向上や安全確保に必要な業務改善に働きかけていきたいと思います。
「あなたの傍に医療安全」を合言葉に、患者さまをはじめ医療にかかわる全ての人に寄り添い、皆さまと共に患者さまから信頼され求められる医療が提供できるよう努めていきます。
勤務形態 | 特別日勤 |
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