高度救命救急センターは年間5000件を超える救急搬送受け入れを行っています。地域の救急医療を支える最前線として、看護師も日々救急看護に取り組んでいます。EICUには、多発外傷や重症熱傷、敗血症、心停止後など内因性、外因性に関わらず、そして乳児から高齢者まで幅広い年齢の緊急度・重症度が高い救急患者さんが入室しています。
現場では認定看護師や特定行為看護師も活動しており、多職種をまじえたカンファレンスを重ね、受傷直後の急性期からリハビリ、そして終末期に至るまで、さまざまな場面で1人ひとりの患者さん、そしてご家族にとって、最善の医療・看護を提供できるように看護ケア・意思決定支援を行っています。
(看護師長より)
EICUは、県内のみならず県外からも重症な患者さんが入院される部署で、患者さんの疾患・年齢は多岐にわたります。私たち看護師は医師、薬剤師、理学療法士、臨床工学技士、栄養士、重症患者メディエーターなど様々な職種と連携し、日々の看護に取り組んでいます。
そして「どんなときでも患者さん、ご家族の一番近くで看護し続けていく」という目標を持って、私たち自身も日々、知識の習得や技術の向上を目指して学んでいます。
治療内容 | 救急搬送・院内救急の重傷患者の治療と看護を中心に提供しています。 |
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病床数 | 12床 |
勤務形態 | 2交替 12時間夜勤 |