BCRでは、白血病や悪性リンパ腫などの血液腫瘍に対して年間約50例の造血細胞移植を行っています。移植治療は大量の抗がん剤・放射線治療による副作用や、移植後のGVHD(移植片対宿主病)出現など、治癒を目指しながらも身体的にも精神的にも非常に厳しい治療です。
血液内科医師・歯科医師・歯科衛生士・精神科医師・薬剤師・理学療法士・栄養士・HCTC・緩和ケアチームなど多職種で密に連携を行い、安全でかつ質の高い移植医療を提供できるチームづくりを強化しています。
厳しい治療を乗り越えられるよう、患者様やそのご家族の思いに寄り添いながら、安心できる療養環境を整え、退院後も継続して長期的なフォローアップ外来を行っています。
BCRでは、「移植を受ける患者・家族の皆様に、笑顔と手洗いで支援する看護」をスローガンに看護を実践しています。
患者さんが安全に移植治療を受けられ、そして安心して日常生活に戻ることができるように、看護の専門性を発揮しながら患者さんを支援しています。2015年からは造血細胞移植拠点病院として地域の病院と連携しながら、より専門性の高い看護提供できるように看護セミナーや看護師の受け入れ研修も実施しています。
また中四国で初めてCAR-T療法を行うなど、最先端の治療を実施しています。移植治療も日々進歩しており、勉強会や研修を継続しながらより良い医療・看護の提供ができるようにスタッフ一同頑張っています。
治療内容 | 血液腫瘍(白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫など)や再生不良性貧血などの疾患に対する造血細胞移植および血液腫瘍の化学療法など |
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病床数 | 14床 |
勤務形態 | 2交替 12時間夜勤 |