当病棟には主に外科治療を必要とするこどもが入院しており、一般病室とより濃厚な治療やモニタリングが可能なPICUを併設しています。術前・術後、急性期から退院まで、病態や状況を正確にアセスメントし支援するためには専門性の高い知識や看護技術が必要です。このため、パートナーシップでのオンザジョブトレーニングや勉強会などを通し、実践能力を高める教育を行っています。
また、こどもの成長発達段階や個別性を尊重したプレパレーションを行い、こどもが主体的に治療に参加できるよう心がけています。退院後の生活をともに考え、地域連携を図りながら、こどもの回復や成長を家族とともに支援できる看護を目指しています。
私たちの病棟はこどもの外科病棟で、先天性心疾患を中心に複数の外科系疾患をもったこどもの術前・術後の看護を行っています。
病棟とPICUの2つのチームがあり、それぞれ生活の場に近い看護、より周術期に近い看護を分担して行っていることが特徴です。日々アセスメントを行い異常の早期発見に努めることはプレッシャーもありますが、PNSで先輩から丁寧な指導を受けることができること、スタッフ全員で密なコミュニケーションをとり協力し合うことで質の高い看護を提供できるよう心がけています。
こどもだけでなく家族を対象とした関わりや他部門との連携など様々な看護を経験でき、日々成長するこどもたちの姿に元気をもらいながら働いています。
治療内容 | 先天性心疾患の外科・内科治療、小児外科・脳神経外科・肝胆膵外科・整形外科の周術期治療 |
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病床数 | 心臓血管外科17床+PICU6床 小児外科3床 小児歯科2床 脳神経外科2床 肝胆膵外科1床 整形外科1床 |
勤務形態 | 二交替 12時間夜勤 |