当病棟は主に外科治療を必要とするこどもが入院しており、一般病室とより濃厚な治療やモニタリングが可能な6床の病室を併設しています。病態を正確に把握し、起こりうる変化に早期に気づくためには専門性の高い知識や看護技術が必要です。そのために、日々のPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を推進し、オンザジョブトレーニングや勉強会を通し、みんなで育とう、育てようを実践しています。
また、こどもとその家族の持つ力をサポートし、成長発達を見据えた看護を提供できるよう、積極的にプレパレーションを行い、こどもが主体的に治療に参加できるよう働きかけ、在宅移行ケアがスムーズになるよう支援しています。
私たちの病棟はこどもの外科病棟で、先天性心疾患を中心に外科系疾患をもったこどもの術前・術後の看護を行っています。病棟と6床のモニタリングができる病室を併設しており、生活の場に近い看護、周術期に近い看護を分担して行っています。
日々アセスメントを行い異常の早期発見に努めることはプレッシャーもありますが、PNSで先輩から丁寧な指導を受けることができ、スタッフが協力し密なコミュニケーションを取り、質の高い看護を提供できるよう心がけています。
こどもだけでなく家族を対象とした関わりや他部門との連携など様々な看護を経験でき、日々成長するこどもたちの姿に元気をもらいながら働いています。
治療内容 | 先天性心疾患の外科・内科治療、小児外科・脳神経外科・肝胆膵外科・整形外科の周術期治療 |
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病床数 | 32床 |
勤務形態 | 2交替 12時間夜勤 |