脳神経外科では、脳腫瘍や脊髄・脊椎の手術や、より低侵襲な治療として脳血管内手術を行っています。また、悪性脳腫瘍では化学療法や放射線治療を専門部門と協働しています。パーキンソン病では電極装置の込み治療を行い、患者さんの生活に合わせた調整を志しています。
脳神経内科では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の拠点病院でもあり、その他の神経難病の方も入院されます。入院中に様々な治療の選択を行うことがあります。その中で、患者・家族に寄り添いながら意思決定を支え、それを退院後の生活に繋げられるようにと、多職種で連携しています。
「患者さんの意思とそれに対する家族の思い」を大切にする看護を実践しています。
入院棟東9階病棟は、脳神経外科と脳神経内科の混合病棟であるため、周手術期や化学療法だけでなく、神経難病等によるADL介助が必要な患者さんへのセルフケア援助など、幅広い看護が学べます。
また、在宅療養が必要な患者さんが多いため、退院後の生活環境、介護状況を考慮した退院支援にも力を入れており、ソーシャルワーカーやリハビリなど他職種と早期に連携し、患者さんとその家族が安心して自宅へ帰れるように援助しています。日々の看護援助や治療・リハビリを通して状態が改善していく経過に立ち会えると喜びを感じます。
介護度が高く、大変ではありますが、その分学べることもたくさんあり、毎日充実しています。
治療内容 |
脳神経外科脳血管障害、脳腫瘍に対する外科治療、パーキンソン病・てんかんに対する外科治療、脳腫瘍に対する化学療法・放射線療法、脳血管障害に対する血管内治療、小児先天性疾患に対する手術、脊椎・脊髄疾患に対する手術など脳神経内科脳血管障害に対する内科的治療、神経難病やその他、神経免疫疾患、筋・神経、末梢神経障害といった疾患に対する検査・診断及び治療など整形外科変形性関節症、関節リウマチなどの骨・筋肉等、運動器に関する疾患の診断・治療・看護 |
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病床数 | 50床 |
勤務形態 | 2交替 12時間夜勤 |