活動報告
2025年6月2日
看護週間・ふれあい看護体験
5月12日は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日で、1990年に「看護の日」と制定されました。そして、今年は5月11日~5月17日を「看護週間」とし、各地で看護の魅力や看護職の活動をアピールするイベントが開催されました。当院看護部も3つのイベントを実施しました。
1つ目は、各部署の看護や活動をアピールする大型ポスターの展示です。外来1階フロアに掲示し、また看護の日には積善会から薔薇の花束をいただき、患者さんをはじめ、多くの方に見ていただきました。
2つ目は、看護部のロゴマークをモチーフとしたワッペンの装着です。このロゴマークには私たちが叶えたい看護のココロが込められています。
3つ目は、高校生を対象としたふれあい看護体験の実施です。5月15日に開催し、看護や医療に興味がある県内8校の高校生38名の参加がありました。参加者はユニフォームに着替え、病院内の見学をしました。また、感染予防のための手洗い体験、ヒト型シミュレーターを用いた呼吸音・腸音の聴取や瞳孔の確認、沐浴ベビーを用いたお世話体験、車いす・ストレッチャーでの移送体験をしました。参加者からは、患者体験をすることで患者の立場で考えることができたとの感想をいただきました。
その後の座談会では、「患者に寄り添うとは」や、看護のやりがい等の質問をいただき、我々スタッフと意見交換をしました。医療を目指す高校生達に、私達もエネルギーをいただいた時間となりました。数年後に、同じ医療の仲間になることを期待しています。