教育方針と教育目標

岡山大学病院 看護部の教育方針と人材育成において掲げる10の目標

教育方針

岡山大学病院は、明治3年に岡山藩医学館として開設され、以来140年にわたる歴史と伝統を有しています。本院は「高度な医療をやさしく提供し、優れた医療人を育てる」を基本理念とし、医療人の教育にも力が注がれています。

本院は臓器移植、小児心臓外科、幹細胞移植などの高度先進医療の開発・実践において、全国でもっとも進んだ施設の一つであり、患者にとっては最後の砦とも言えます。高度先進医療の場面において、看護師には対象となる患者・家族の立場に立ち、何が最善かを共に考え、患者の権利と尊厳を守り抜く力が必要とされます。

そして、リスクの高い患者の回復を促進するためには、フィジカルアセスメントを土台にした看護を効果的かつ確実に提供する力が必要とされます。岡山大学病院で学びたい、看護をしたいという仲間の入職を歓迎し、「みんなで育とう、育てよう」のスローガンを基に相互に学び合う関係を築いていきます。そして、本院の看護を、院内はもちろん、地域、日本、そして世界へと広める使命感を持って努力を続ける、そんな看護師を育てます。

また、大学病院は専門分化したユニークな医療人が集まる場でもあります。互いの能力を尊重し合い、コミュニケーションを促進することで、大きなチーム力が発揮できます。看護師は、生活という視点で患者の全体像をとらえる大きな視野を持ち、患者のために必要なケアを調整するチーム医療のキーパーソンです。そのため、人間関係をしなやかに形成し促進する力が必要とされます。本院看護部では、これらの期待を引き受け、人材育成において次の10の目標を掲げています。

教育目標

基本的態度
  • 倫理的感受性を常に磨き、対象者の権利と尊厳を守ることができる
  • 専門職として自律し、看護師の立場で発言できる
  • 組織人として、率先して自分の役割を遂行できる
看護実践
  • 看護につなげるフィジカルアセスメントができる
  • 対象者の力を信じ、その力を引き出す看護ができる
  • 根拠に基づいた看護を、対象者に分かりやすく説明できる
教育的側面
  • 後進への教育的関わりを通じて、自らも成長することができる
  • 地域社会から世界へとあらゆる看護の場に私たちの看護を配信することができる
管理的側面
  • メンバーが互いに持つ強みを認め、補完し合い、チーム力を高めることができる
研究的側面
  • 高度先進医療の中で、新たな看護を探究し創造できる

岡山大学病院

岡山大学病院 看護研究・教育センター

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