活動報告
2024年11月6日
小児の造血細胞移植支援外来
近年、造血細胞移植後長期フォローアップ外来の重要性が高まっています。
当院でも2022年度より小児への【移植後長期フォローアップ外来】を開始し、小児科外来で、造血細胞移植後長期フォローアップの専門研修を受けた看護師2名が担当しています。
造血細胞移植後は、感染症や移植片対宿主病、晩期合併症を予防し、早期に適切な治療やケアにつなげていくことが大切です。特に幼少期に治療した場合は、病気や治療の内容、晩期合併症について知識が不十分なまま経過していることがあります。
そのため私たち看護師が主治医と相談し、成長・発達に合わせて本人と家族へ説明し、納得してセルフケアができるよう他職種と連携してサポートしています。そして、発育や発達に伴う様々な困りごとや復学、就職などのライフステージの変化に対する悩みを共有しQOL向上に努めています。
移植後の小児やそのご家族が安心して健やかにすごせるよう支援していきます。